テレビや新聞が報道しない真実があることに気づこう きっこのブログより

きっこのブログ 8月14日 冬の兵士

http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2009/08/post-26e6.html

転載開始

8月30日の衆院選は、コイズミ、アベシンゾー、フクダちゃん、フロッピー麻生という、無責任な4人の総理大臣に対する国民の審判の日でもある。この4人の総理大臣が、「何をしたのか」、そして、「何をしなかったのか」、それをあたしたちが判断して、それでもまだ自民党に政権を任せてもいいと思うのか、それとも、一度は政権の座から降りてもらい、口先だけじゃなく、心からキチンと反省してもらったほうがいいと思うのか、それを決める日だ。

国民新党の綿貫さんなんかは、「郵政民営化を総括する選挙だ」って言ってるけど、コイズミは4年前の選挙の時に、「郵政民営化をすれば景気が良くなる!郵便局のサービスも向上する!国民の生活も良くなる!すべて良くなる!」って連呼してたよね。そして、こんなオイシイ言葉で多くの有権者を騙して、コイズミ自民党は大勝したワケだけど、4年経った今、このセリフの通りの世の中になったのかどうか、それをあたしたち有権者が判断するのが今回の衆院選だって綿貫さんは言ってる。

フロッピー麻生は、「郵政民営化したんだから自民党は公約を守った」だなんて、相変わらずトンチンカンなことをノタマッてたけど、コイズミの言葉を信じて自民党に投票した人たちは、「景気が良くなる!郵便局のサービスも向上する!国民の生活も良くなる!すべて良くなる!」って言葉を信じて投票したんだから、この部分がどうなったのかってことこそが、公約を守ったかどうかの基準になることは小学生でも分かることだ。

「郵政民営化」はしたけど、景気は悪くなり、過疎地の郵便局は次々と消え、お年寄りたちは郵便局を利用できなくなり、国民の生活が以前よりも悪くなったって言うのなら、これは公約を守ったことにはならない。だから、今回の衆院選では、この「郵政民営化によって世の中がどうなったのか」ってことも、有権者が判断する上での大きなポイントだってことは間違いないと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、この4年間の自公政権に、あたしたち国民が点数をつける衆院選が迫って来たワケだけど、そんな流れの中で、コイズミと言えば郵政民営化、郵政民営化と言えばコイズミ‥‥ってふうなイメージが出来上がっちゃったように思う。だけど、あたしに言わせれば、コイズミが犯した数々の大罪の中で、「郵政民営化」なんて、それほど大したことじゃないと思ってる。それよりも、あたしは、全国でたくさんの社会的弱者を自殺や一家心中へ追い込んだ「障害者自立支援法」、生活保護者の「老齢加算廃止」や「母子加算廃止」を始めとした、合計で20項目以上にも上る福祉の切り捨て政策こそが、冷血漢コイズミが犯した、人を人とも思わない残酷な権力行使だったと思ってる。

そして、これらの大罪よりも、遥かに多くの人の命を奪ったのが、85%もの国民の「反対!」の声を無視して強行した「自衛隊のイラク派遣」だった。コイズミの政策って、すごく分かりやすくて、「アメリカのための郵政民営化」「アメリカのための自衛隊のイラク派遣」「アメリカのための狂牛肉の輸入再開」ってふうに、頭に「アメリカのための」って言葉をつけただけで、コイズミがブッシュの飼い犬だったってことがよく分かる。そして、コイズミは、張本人のブッシュでさえも「間違いだった」って認めて謝罪した「イラク戦争」に加担して、天文学的な予算を注ぎ込んで、何の罪もないイラクの民間人を10万人以上も惨殺したのにも関わらず、未だに説明も謝罪もしないで逃げ回ってる。

その上、大ウソつきのコイズミは、「自衛隊は1人の犠牲者も出なかった」って自慢してたし、フロッピー麻生も、「自衛隊は2年半の間に1人の犠牲者もなく人道復興支援をやり遂げてくれた。野球で言えばノーヒットノーランぐらいすごいことだ」って、これまたトンチンカンなことをノタマッてたけど、実際には、このイラク派遣で、陸上自衛隊員が14人、航空自衛隊員が1人、海上自衛隊員が20人、合計で35人もの自衛隊員が亡くなってて、政府はこの事実をインペイしてたんだよね。オトトシの2007年11月、国会で野党から厳しく追及されて、自民党はとうとうこの事実を認めたんだけど、それまでのコイズミ政権下では、完全にインペイされてたんだよね。

だって、コイズミは、多くの「反対!」の声に対して、「自衛隊を派遣するのは安全な非武装地帯だ」って繰り返してたからね。「絶対に危険のない場所」へ行き、そこで「人道的支援」をするってのが、コイズミが繰り返してたイイワケだったんだから、何人もの自衛隊員が死んでたなんてことがバレちゃったら、平和を愛するのオムライス党(社民党)や融通の利かない共産党が黙ってないもんね。それで、コイズミは、こうした自衛隊員の死亡について必死にインペイし続けて来たワケだし、「武装した兵士や武器弾薬を戦地へ輸送する」っていう、誰がどう見たって「人道的支援」とは言えない犯罪にも自衛隊を使ってたクセに、ずっとウソをついて来たんだよね。

ブッシュが「イラク戦争は間違いだった」って認め、イギリスのミリバンド外務大臣も「相手をテロリストと決めつけて攻撃したことは間違いだった」って認めてるのに、ニポンのコイズミだけが、未だにイラク戦争に加担したことを「間違いだった」とは認めず、説明もせず、謝罪もしてない。そして、コイズミの大量殺人に協力したナンミョ~党も、まったく謝罪してない。ナンミョー党の大ウソつき、厚顔無恥な冬柴鉄三は、「スプーン1杯で200万人を殺すことができる炭疽菌がイラクには1万リットルもある」っていうトンデモなデマを流布して、イラク攻撃の正当化に奔走したクセに、「大量破壊兵器」なんてなかったってことが分かったトタンに、トボケまくっちゃった。ようするに、何の罪もないイラクの民間人を10万人も惨殺した一端は、ニポンの自公政権が担ってたってことなのだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、大多数の国民の「反対!」の声を無視して、自民党とナンミョ~党が「数の暴力」で強行した「自衛隊のイラク派遣」が、いったいどんな戦争に加担してたのかを再確認するために、2008年3月29日の日記、「イラク帰還兵の願い」で、アメリカのイラク帰還兵、ジョー・ウィラーさんの証言を紹介した。2003年の3月から8ヶ月間、アメリカ陸軍の衛生兵としてイラクへ派兵されたウィラーさんは、現地に着くまでは、少なくとも自分たちは「平和のために働く」「正しいことをする」って信じてたそうだ。だけど、イラクに着いてみたら、アメリカ軍のやってることはメチャクチャだったそうだ。


「輸送の任務中は、上官から『近づいて来る人間は無差別に射殺しろ』と命令された」

「上官から、たまたま通りかかった現地のタクシーの運転手を『あいつは怪しいから射殺しろ』と命令された」

「銃撃戦の最中に逃げ遅れた女性をレイプする兵士がいた」

「何のためらいもなくイラクの民間人を射殺する兵士がたくさんいたが、こうした兵士たちに対して、上官は、イラク人を殺した褒美として『4日間の特別休暇』を与えていた」


こうした証言を読めば分かるように、ウィラーさんが何よりも心を痛めたのが、イラクの民間人を対象にしたアメリカ兵による無差別殺人だった。「イラク攻撃」の大義名分は、「大量破壊兵器を持っている独裁者フセインの手からイラクの人たちを救う」ってことだったハズなのに、ウィラーさんがイラクへ到着してみたら、救うハズのイラクの民間人を手当たり次第に殺しまくってたのだ。ウィラーさんを始めとした多くの帰還兵たちの証言によると、実際のイラクで上官から命令されたのは、「白旗を持っている住民は罠(わな)だから射殺しろ」「こちらを見て逃げた住民はすべて射殺しろ」「イスラムの服装をしている住民はすべて射殺しろ」「自分が不安を感じた相手はすべて射殺しろ」などなど、挙句の果てには、「路上にいる住民はすべて射殺しろ」という恐ろしいものだった。

これは、2008年3月13日から4日間、メリーランド州シルバースプリング市の大学を会場にして行なわれた、イラクとアフガニスタンからの帰還兵たちによる公聴会、「冬の兵士(Winter Soldier)」での証言だ。この公聴会に出席した勇気ある証言者たちが、いくら上官の命令と言えども、何の罪もない人たちを殺してしまったこと、お年寄りや子供や女性までも殺してしまったことを告白し、アメリカという国の戦争犯罪を告発したのだ。

「冬の兵士」は、ドキュメンタリー映画にもなったので、観た人も多いと思うけど、渡辺容子さんが「JANJAN」に2月28日付で記事を書いてるので、まだ観てない人は、容子さんの記事を読んでみて欲しい。そして、今回、この「冬の兵士」が、1冊の本になった。もともとアメリカでは出版されてたんだけど、この証言を聴いて衝撃を受けた有志たちが、1年の歳月をかけてニポン語に翻訳した渾身の力作だ。あたしのとこには、翻訳を担当した有志の1人、宮前ゆかりさんからメールが届いた。


お名前:宮前ゆかり
コメント:きっこさま、米国コロラド州から初めてメールします。「きっこの日記」を毎日楽しく読ませていただいています。こちらに来て30年以上経つので、日本語が錆びついているのですが、きっこさまの日記を読んでいると「KY」だろうが、「アラフォー」であろうが、今の日本語に追いついていけるので重宝しています。さて、今日はきっこさまに贈呈したい本があるので、送付先住所を教えていただきたいと思ってメールを書いています。8月6日に岩波書店から「冬の兵士 イラク・アフガン帰還米兵が語る戦場の真実」が発売になります。一年かけて一生懸命翻訳した書籍なので、ぜひきっこさまに読んでいただきたいと思います。「冬の兵士」は反戦イラク帰還兵の会(IVAW)が、2008年3月に開催した証言集会(公聴会)の名称で、アメリカ建国の父の一人トマス・ペインが書いた有名な手紙に由来する言葉であり、ベトナム戦争時に全米に反戦気運を呼び起こすきっかけのひとつとなった同名の集会に習って開催されました。わたしはコロラド州ボルダーにあるKGNU(www.kgnu.org )という非営利独立ラジオ局のプロデューサーの一人です。この証言が独立系メディアであるパシフィカ・ネットワークによって3日間、全米に同時中継されたとき、オンエア・スタジオでボードを担当していました。あまりに衝撃的だったので、放送中、ずうっと泣いて、泣いて、泣きまくりました。17歳とか18歳で兵役についた若者たち数十人の退役および現役兵士が語る血まみれの言葉の重み。イラクの子供の気高い言葉。戦争から戻ってきて自殺した息子のことを語る兵士の父母の底知れない悲しみ。イラク戦争が終わったかのように報道されている今の日本の人たちに、今も続く戦場の酷さを伝えたいと思って、放送トランスクリプトを翻訳し、TUP速報として配信しはじめたことから、「冬の兵士」プロジェクトが立ち上がりました。証言集の原著が出版され、その世界初の訳書にTUP(Translators United for Peace)の有志20名の仲間たちと一緒に取り組みました。ヒロシマ原爆の日に発売になる「冬の兵士」。敗戦記念日が迫っています。「冬の兵士」は特に中学生、高校生や若者たちに読んでいただきたいと思っています。みんなが戦争の本当の姿を知り、それを忘れなければ、戦争を終えることができるはずだと思うのです。(後略)


‥‥そんなワケで、このメールには、「8月6日に発売」って書いてあるけど、追伸でいただいたメールに、「誤植が見つかったため発売日が8月18日に延期になった」って書いてあった。ゆかりさんたち「TUP(平和を目指す翻訳家たち)」のメンバーは、8月6日の「ヒロシマ原爆の日」の発売を目指してがんばって来たので、この延期にガックリしたそうだけど、それでも、これほど貴重な証言集が、世界で初めて他国語で発売されるのが、世界唯一の被爆国であるニポンだってことは、とっても意義のあることだと思う。ゆかりさんを始めTUPの皆さん、こんなに素晴らしい本を作ってくだり、本当にありがとうございました。

そして、ニポンでは、この「冬の兵士」の発売を記念して、渋谷の「UPLINK FACTORY」で、12日から15日まで、「書籍『冬の兵士』出版記念上映会&トークショー」が行なわれてる。お知らせが遅くなっちゃって申し訳ないけど、間に合う人は行ってみて欲しい。そして、ゆかりさんたちが翻訳した「冬の兵士」を1人でも多くの人に読んで欲しいと思ってる。「きっこのブログ」の最後に、アマゾンのリンクを貼っておくので、今から予約しておけば、18日の発売日か翌日には届くと思う。

あたしは、いつも言ってるように、何よりも重要なことは、テレビや新聞が決して報じない「真実」を知ることだと思ってる。テレビや新聞の報道を鵜呑みにする多くのニポン人は、ゆかりさんのメールに書かれてるように、イラク戦争はもう終わったと思い込んでる。そして、ニポンが何をしたのかについても、自公政権の言葉を鵜呑みにして、「国際貢献」や「人道的支援」だと思い込んでる。だけど、この「冬の兵士」を読めば、コイズミの大号令で自衛隊を派遣して、莫大な血税を投入して、ニポンがイラクに対して行なったことの「真実」が見えて来る。それは、何の罪もないイラクの人たちに対する無差別殺人だったのだ。10万人を遥かに超えると言われてるイラクの民間人の死者の中には、ニポンの航空自衛隊が輸送した兵士に殺された人たちも、ニポンの航空自衛隊が輸送した武器弾薬に殺された人たちも、何百、何千といたことだろう。あたしたちの税金が、海の向こうの人殺しのために使われて来たのだ。

‥‥そんなワケで、あたしにとって、コイズミ時代から続いて来た自公政権の最大の大罪は、「郵政民営化」じゃなくて、やっぱり、アメリカのイラク攻撃を支持、支援したこと、「イラク戦争」に加担したことだと思ってる。自国の障害者やお年寄り、難病患者や母子家庭に対する福祉を次々と切り捨て、そうして浮かした税金でアメリカの人殺しに協力し、結果、何の罪もない他国の人たちを10万人以上も惨殺したなんて、未だかつて、これほどの悪政があっただろうか? それなのに、何の反省もない自民党は、未だに「憲法改正」と「非核三原則の緩和」と「核武装」の路線で進んでるんだから、このまま自公政権が続けば、2年後の「消費税の大幅引き上げ」の次にやって来るのは、間違いなく「軍国教育」と「徴兵制の復活」だと思う今日この頃なのだ。


転載終わり



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1 ■無題

はじめまして、大変中身のある内容で、素晴らしい。そして小泉は過去に2回逮捕歴があり、二回とも婦女暴行事件。更に新橋の芸者小はんを首を絞めて殺し、首吊り自殺で処理。小泉が在任中に得た金額は日銀経由で数兆円に上る金。アメリカの巨額米国債200兆円の回収に成功、仲介手数料3兆円を小泉と竹中で山分け。小泉会系竹中組という売国エンジンと言ったところ…
また遊びに来ます!!

2 ■小泉

>龍二さん コメントありがとうございます

小泉などあらゆる世の中の悪行や捏造やマスコミが真実を報道していないことががネットでばらされてきていますね

日本人のより多くが真実知り 目覚めることが必要ですね

3 ■応援します!!

>8/22up地球温暖化はCO2ではなく雲の減少のせい!?さん
その通りですね!!このままだと日本人は国家詐欺にあって日本の国が無くなります。お互いにまた情報交換宜しくお願いします!!応援してます。
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